得意なのはライブ感、リピート率は自信があります。
私は、即興が得意なんです。瞬発力には自信があります。
その場にいらっしゃる方たちと向かい合って、キーメッセージは変わらないけれど、相手によって、毎回、話す内容やフィードバックなんかは、違ってきます。受講者の発言を取り上げ、それを取り上げてメッセージに織り込んだりもよくするので、その場で起こることが教材になります。
実は、今登壇している案件は、リピートでずっとお声がけいただいているものが大半です。よく言っていただくのは、受講者がすごく参画していたということと、受講者が変化しようとしているその様子が見える、ということです。
日経ビジネススクールでの講師も、何年か継続してお声がけいただいています。
表向きは「ダイバーシティ」「コミュニケーション」
「グローバル」、その裏側は「自分軸」。
私が独立した当初は、まだ、ダイバーシティという言葉も流通しておらず、概念的なものは研修で扱いづらいという雰囲気でした。
だったら自分が形にしていこう、と考え、ダイバーシティやコミュニケーション、そして前職でも散々経験を踏んだグローバルというテーマを専門にしてきました。
ただ、テーマがなんであっても、研修を通して受講者に一番持ち帰ってほしいのは、「自分の人生の舵取りを自分でする」ということです。自分を主語にして自分で選んで、決めてほしい。
トレーナーとしては、事前の打ち合わせで様々なことを伺った上で、研修当日に受講者に初めて会います。私はそこで、事前の情報をバイアスにしないように確認しながら進める、一人ひとりに向き合う、かたまりで受講者を捉えない、ということを心がけています。
本当に、本心で、受講者の方に向き合うときは常にゼロベース。だから、予想外の回答や、斜めからのボールなんかも、平気です。まったく動じません(笑)。フラットでいるから、どうしてこの方はこういう発言をするのだろう、というところから取り上げます。
一人ひとりを尊重したい、否定は、絶対にしたくないんです。ただ、うまくいってほしいと思うので、そこの一助となるように、新しい考え方を伝えたり、少し広げたり加えてあげたいな、と思っています。
必ず、人は変わりますから。
スーパーポジティブに、トレーナーとして独立しました。
もともと、学ぶことが好きでした。教え込まれる学びではなく、自分の興味のあることを学ぶことが。
だから、トレーナーとして独立する前のダウ・ケミカル社で人事の仕事では、トレーニングの仕事が大好きでした。
それでも、ダウ・ケミカル社での最初の3年間は、辛くて辛くて、全身に蕁麻疹ができるほどのストレスで、何度も辞めたいと思いました。
でも、私、絶対に“だめ”なことを理由に辞めたくないんです。人に、「つらくて辞めました」なんて絶対言いたくありません。
私は、失敗だらけでしたが、そこから、何をすれば同じ失敗をしないかを考えて、その行動を起こし、常に前に進むことを考える人間なので、だめならそこには新たな学びがあって、それを検証すればいいだけ、と考えているんです。落ち込んだり、ぐずぐずしてるなんて、もったいない。
ゴールを設定したら、そのために何をすればいいか考え、動きます。
トレーナーとして独立したのも、自分の次のやりたいこと、働きたいスタイルが見えたからでした。
“A rolling stone gathers no moss. ”物事は捉え方によって違う、一箇所に根を張って働くよりも、ミツバチのようなスタイルが、自分には合っているんです。
エナジースイッチの「お客さまのことをお客さま以上に知る」に、助けられています。
エナッチで仕事をしていて一番やりやすいのは、当日現場に行き、受講者と初対面の際に、ギャップがないということですね。どうしても、「事前に聞いていたのと違うよ」ということはあるのですが、それがない。営業ポリシーが「お客さまのことをお客さま以上に知る」というところに、嘘がないな、と感じます。
丁寧にお客さまからヒアリングをして、かつ、トレーナーが気になるポイントもしっかり押さえたうえで、連携してくれる。慣れてくると、先入観で早とちりしたり、雑になったりというのはありがちなのに、それがないんですよね。
任せて安心感がとてもあります。
あと、チームワークがいいですよね。他では、「それは私の担当ではないので、○○さんに言ってください」みたいなことがあるけど、エナッチではそれは絶対にない。コミュニケーションの密度が濃いというか、まさに、“ワン・エナッチ”という印象があります。
私がおおらかと言うか、漏れるので(笑)、そこを拾って丁寧にサポートしてくれるから、パートナーとして、お客さまに協働して価値提供していけます。

プロフェッショナルトレーナーのご紹介
【専門分野】
ダイバーシティ、アサーティブ、メンタルマネジメント、コンフリクトマネジメント、タイムマネジメント、リーダーシップ、プレゼンテーション、異文化コミュニケーション、ファシリテーション、ハラスメント防止セミナー 他
【略 歴】
広島安田女子大学卒業後、英会話学校イーオンで英会話講師と学校運営スタッフのトレーニング、カリキュラム開発を担当。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン(株)でコンサルタント。
その後、ダウ・ケミカル日本(株)でアジア・パシフィック地域の人材開発実行リーダーを勤め、13カ国で各種トレーニングやセミナーを実施。
現在は独立し、プロとしてトレーナー、ファシリテーターを務める。
【実 績】
グローバル企業におけるトレーナー経験が豊富で、世界中で活躍。
日本語、英語でのファシリテートが可能で、外資系企業を中心にダイバーシティや異文化コミュニケーションなど、多くの実績を積む。